三十路、旅に出る

略して、みそたび

アート

オランジェリー美術館で買ったネックレスにはモネの睡蓮が宿っている

パリ旅行の思い出を書きます。毎日ひたすら美術館へ行くぞ!と意気込んで挑んだパリ旅行にて、初日はルーヴル美術館、そしてその次にオランジェリー美術館へ行きました。ルーヴルですでにかなり疲れ果てていましたが、近くにあるオランジェリーは同じ日に行…

エゴン・シーレと丘と孤独

わたしがオーストリアのウィーンへ旅行に行くことに決めた大きな理由としてエゴン・シーレの存在がある。シーレはグスタフ・クリムトと共にウィーン分離派の画家として知られる。今日でも美術界での存在感は大きく、知名度も高い画家だが、その生涯は28歳で…

ザルツブルクでリキテンスタインの黄色いにょきにょきに遭遇した話

オーストリア旅行をしたときに、ザルツブルクでロイ・リキテンスタインの展覧会を観た。ミラベル庭園(映画サウンド・オブ・ミュージックで有名)から見上げた建物にリキテンスタインのオブジェが見えたのだ。なんだあれ! 正面へまわってみると、ギャラリーが…

フェルメールと早くもすれちがうわたし

イギリスに留学に行くので、ロンドン美術館巡りの妄想を膨らませていた。ロンドンの主要美術館は基本無料。行き放題じゃん、最高じゃん、毎日フェルメール観れるじゃーん、と思った。(ロンドン・ナショナル・ギャラリーはフェルメール作品を2点所蔵している)…